前回のつづき。
たくさん実の付いたポプラの枝から、動画を見ながら一粒ずつ綿毛をチミチミ摘むこと数時間…
モッフモフ。この上で寝たい。ワタシが小鳥ならこれの上に卵産む。
採る前のプチプチしたポプラの実。↓日が当たると殻が乾いてはじけて、中のワタがさらに乾いてモフモフモフ〜と膨張して、風に乗って綿とともに種が飛んでいく仕組み。(かわいい。)
ポプラの綿毛は計37房から36.84g採取できた。 ロス分も含め、一房平均約1g採取できる計算である。両手いっぱいかなりの量って感じ。ただ、実の中にはゴマ粒のような種が6粒ずつくらい入っており、加工の際はこれを取り除かねばならぬし、乾燥前なので、重量は減るであろう。
ただし、これを個人的な趣味で作るぬいぐるみの中綿としてフェルトの中とかに入れるのであれば、別にこのまま入れてもいけそうである。天然素材100%、感動の脱プラ。
羊毛用のかわいい羊
…も、7年くらいで最終的には食肉にされてしまうそうだし、
「食肉用の子羊は、一般的に1歳未満で屠殺され、その前に一度毛を刈り取られる。羊毛用の羊は、6年から8年間、年一で毛を刈り取られ、最終的に食肉用に屠殺される。」
……。
コットンは暖かい土地と水と肥料をかなり必要とするらしいが、ポプラの綿は寒冷地に勝手に生る木の実である。綿害も減る。その点も良い。
それに近年、綿花の価格は高騰しているそうだし。
綿花産業自体も、強制労働や農薬による健康被害など、さまざまな問題を抱えている。
近い未来、「このシャツ札幌産のポプラの綿100%なんだ〜。」などと言ってポプラ素材の服を着てみたいものである。素人のワタシには江戸時代の家内制手工業のようなことしかできないが…。
綿花の種取り
糸のより方
工学部の学生とか機械系エンジニアのみなさんが、ドゥルルルル…と、「殻を吹き飛ばし綿だけを取り出す」みたいな機械を開発してくれたら、かなり革命的であると、ワタシは淡い期待を抱いている。
興味深かった!↓