ワタシはおよそ100日前、このような記事を書いた。
まな板に残ってた種を土の上にに適当にポチョンと垂らして放置していたやつである。
それが今、ベランダでこうなった。
バイィィィィィン。(うしろも全部トマト)。茎の太さがアスパラガスのようである。ヒョロヒョロしていた苗は、いつの間にか野太く成長し、ゴリオとでも呼びたくなるような風体に巨大化し、鬱蒼と生い茂った密林のような様相を呈している。彼らの生命力にワタシは若干引いている。
なぜこんな風になったのかというと、昨年末、ワタシは大きな鉢を買って、ベランダでコンポストをしていたのだが、それに、かのヒョロヒョロトマトたち(あの後、また同じような苗をこさえた)を移植したのだ。
師走の寒空の下、パルミストという米ぬかのような生ゴミ発酵剤を買って、ひと月ほど、土と生ゴミとそれをせっせとまぜていた。虫たちも死に絶えた冬は害虫も発生しなかった。
そうこうしているうちに、街はすぐに氷点下になり、生ゴミを分解するというかそのまま土とともにカチカチに凍り付いてしまった。まあ、春になれば溶けて分解するさ…たぶん。と、そのまま放置し、5月にこわごわ掘り返してみたら、生ゴミは消え、全て土になっていた。ひょえー。ネイチャーパワー。
それで、その土に、かのひょろひょろトマトをとりあえず植えてみたところ、いつの間にか先の写真のようななんかすごいことになったのである。パルミストと生ゴミの威力にワタシは震撼している。
というわけで、冬は生ゴミコンポスト、春はそこにトマト。これからもやってみようとワタシは思ったのだった。
「トマトのジャングル栽培」というそうである。↓魅力的な響きである。