ネコヤマンガ

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ライブハウスの出入り口付近に喫煙スペースがあってもどうせ副流煙を吸い込むことになるので、無意味である

喉頭がんで声帯を摘出して声を失っても、訓練で取り戻せる。それが、「食道発声」これは知らなかった。3:36頃〜 衝撃。

 

ライブハウスは、階段の出入り口付近に喫煙スペースが置かれているため、外に出入りする際に必ず副流煙を吸わなければならない。多少スペースを分けても、煙は入り口からの風に乗って、室内に充満する。あまり意味はない。

 

ライブサーキットなどで、ライブハウスに長時間滞在した次の日はいつも、ワタシは、頭痛と吐き気で寝込んでしまう。「私はタバコの煙が好きですと言えない軟弱な女・子供や非喫煙者は来るな」ということか。その主義主張には同意しかねる。

 

副流煙が好きな非喫煙者なんていないのだが、喫煙者に嫌われたくないため、職を失いたくないため、「別に平気だよー」などと言ってただひたすらに暴力に耐えているだけである、ということを、喫煙者らには理解してもらいたい。

 

余談だが、肺ガンで65歳で亡くなった梨元勝さんは、タバコを吸わなかったそうである。これは、メディアに務める知人が証言した。副流煙で癌になったのだ。当時の新聞社やテレビ局には、どこでも副流煙が充満していたそうだ。

「もともとはベトナム戦争批判や資本主義批判をしていた芝田進午先生のゼミだったから、もっと硬派なジャーナリズムもやりたいと思っていたんだけどね。立花さんと仕事をしたら、全然そっちでは敵わないとわかったから」

 

想像してほしい。怖い上司に「お前は排気ガスの充満する部屋で仕事しろ」と言われてその部屋に座らされている自分を。

 

「タバコの匂いのシャツに赤いスイートピー」「最後のkissはたばこのflavor がした」などと流行音楽でおしゃれに演出されてきたからと言って、それを素直に受け取ってはならない。日本の未来は世界が羨む、のか?である。

 

NHKのチョイスという番組を見て、なんか思うところあって、ワタシはこの記事を書いたのだった。

得た情報メモ↓

・喉頭がんの90%は喫煙者(喉頭は、声帯がある場所)

・咽頭癌は飲酒する人が多い。

・声のかすれ2週間以上で耳鼻咽喉科へ。

・首元に穴(永久気管孔)開けたら、お風呂は肩までは浸かれない。プールもダメ。

・シャント発声は、3ヶ月に一度、中の部品を交換するために手術が必要。

・電気喉頭は75,000円くらいだが、補助で10,000円くらいで買えたりする。(税金)↓

永久気管孔に水が入るとどうなる?

「洗髪のときは前かがみになって、永久気管孔が真下に向くようにしたりする」

喉に穴が空いているため、お風呂に入るとき困る。

「私の場合、手術の術式上、喉を押さえないと喋れません。また、パッと声が出ないので、たとえば何かトラブルが起きて、さっと謝ることができなければ「何だこのやろう」ということにもなりかねません。」

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以前描いたタバコの辞め方↓