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旧ジャニーズ性加害問題 損害賠償470億求め 男性2人が米で提訴Former Johnny's sexual assault issue, 3 billion dollars in damages, 2 men filed a lawsuit in the United States

旧ジャニーズ性加害問題 損害賠償470億求め 男性2人が米で提訴

朝日新聞Digital 島崎周 、五十嵐大介

https://x.com/1is2manyaction/status/1869736608964182439?s=46

Jun'ya Tanaka was 15 when he was sexually assaulted by Kitagawa in a Las Vegas hotel room in 1997.

Kyohei Iida was 14 when he was allegedly sexually assaulted in 2002.

記事まとめ (太字部分はワタシの共感した部分)

・米西部ネバダ州で被害を受けたとして、同州の裁判所に総額3億ドル(約470億円)の賠償を求めて提訴した日本在住の飯田恭平さん(37)と田中純弥さん(43)

・田中さんは15歳だった1997年、 飯田さんは14歳だった2002年、喜多川氏からネバダ州ラスベガスで性的暴行を受けた

・被告はスマイルアップ社や同社からマネジメント業務などを引き継いだSTARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)、旧事務所の社長を務めていた藤島ジュリー景子氏、元副社長の白波瀬傑氏。

・米国訴訟に詳しい伊藤和子弁護士は、「スマイル社による被害救済がブラックボックス化している中、客観的な事実認定と賠償判断がされ、透明性が確保された司法救済を受けられる可能性があり、大きな動きだととらえている。泣き寝入りしている被害者にとっても影響があるのではないか」と話す。「#Me Too運動」以降、米国では、性犯罪の民事時効が撤廃や延長される州が相次いでおり、子どもへの組織的性加害は国際的にも厳しい目線が注がれているとし、「米国司法の判断を注目したい」とした。

 弁護人が発表した原告2人のコメントは、以下の通り(原文ママ)。

 

 飯田恭平さん

 この度、私はジャニーズ事務所に所属していた際に受けた性加害について、法的措置を取ることを決断いたしました。

 去年明らかになったジャニーズ事務所をめぐる性加害問題は、長年にわたり多くの人々が知りながらも見て見ぬふりをされてきました。その背景には、被害者の声を封じ込めてしまう権力構造や、芸能界全体の閉鎖的な文化が存在していると感じています。そのような状況の中で、多くの被害者が声を上げられず、孤立し苦しみ続けてきました。私もその一人です。

 今の日本では被害者が声を上げることは非常に勇気のいる行為であり、大きなリスクを伴います。私は同じような被害に苦しむ方々に「一人ではない」というメッセージを届けたいと思っています。そして、二度と同じような被害を繰り返させないためには、社会全体の意識改革が不可欠です。この問題に向き合うことは簡単なことではありませんが、訴訟を通じて性加害行為そのものの責任を問うとともに、性別や立場に関わらず、すべての人々が安心して声を上げられる社会を築く契機となることを心から願っています。

 最後に、この問題に関する報道や議論が、被害者やその家族にさらなる苦痛を与えることのないよう、慎重で配慮ある対応をお願い申し上げます。日本社会全体の変革につながる一歩となることを願い、皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

 田中純弥さん

 当時、ジャニーズに留まれば性加害を受け続けなければならず もしジャニーズを辞めれば「芸能界では二度と仕事をさせない」と言われその後の夢さえも潰され、ずっと苦しんできました。

 性加害のことを誰にも言えない日々が続き、何度も何度も忘れようとしました。

 しかし忘れることなど絶対に出来ず、その度に記憶がフラッシュバックし悪夢にうなされ、この苦しみは一生続くのだと知りました。

 このような同じ思いを誰にもしてほしくないと心から願います。

 ジャニーズの大きな権力とメディアの沈黙の中で、たとえ声をあげてもどこのも届かず、もみ消されてしまう、、、そんな状況が日本で何十年も続いた事実と人類史上類を見ない大犯罪が日本で何十年も起こっていたことを海外の方達にも広く知ってほしい。

 そして今回の訴訟がいずれ日本の遅れている法制度や人権意識を変えていくきっかけになれればと思います。

 

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