アザラシ はアイヌ語で「トウカラ」などと呼ばれ、後から北海道に入ってきた人たちの間でも「トッカリ」という言葉で、今 も使われています。 ゴマフアザラシの毛皮は、特にサハリンやオホーツク海側の地域で、服や靴などに使われました。 肉や脂も利用されました。
https://www.minpaku.ac.jp/sites/default/files/research/sc/teacher/minpack/aynu2/pdf/c0214.pdf
読んでないけど興味深い本↓
It’s too difficult for me to think simultaneously about the cuteness of seals and their animal rights and the beauty of the culture of indigenous people and their human rights😵💫🫠 アザラシの可愛さと動物の権利、そして先住民の文化の美しさと彼らの人権について同時に考えるのは私には難しい😵💫🫠
「イヌイットに遊牧をやめさせ定住させるために、彼らの犬ぞり用の犬を2万匹殺した。1940年代から70年代までの間に。これがイヌイットには壊滅的だった。RCMP(Royal Canadian Mounted Police。王立カナダ騎馬警察)がそれに関連する資料を破棄したから、このことについて、誰にもよく知られていない。」
以前見たグリーンランドの先住民についてのドキュメンタリーでも、彼らはやはりアザラシを食べていた。
グリーンランドはデンマークだから、先住民の子供達が高校から都会に出て、友達に対してあまり「実家はアザラシ猟行って手と顔を血だらけにして生肉食べてる」とはクラスの友達に言いにくい、特に女の子は。というようなことをドキュメンタリーは伝えていて、わかる、と共感した。
一方、小さい男の子は、 お父さん(グリーンランドに移住した変わり者の日本人)と野鳥のアッパリアホを狩りに出かけた。網で鳥を救い、その場で自らの手でシメるのである。「なかなかシなないよ」と言いながら、ぐいぐいオカメインコくらいの鳥の心臓を押しつぶそうとしているところを見て、悲鳴を上げた視聴者も多かったろう。あれはメンタル的にキツイ映像である。「インコを飼い、焼き鳥屋に行く洗練された先進国の日本人」たちには。(ワタシはペスカタリアンなので、魚介類しか食べないが。)
アッパリアホとは、この地方で獲れる20㎝ほどの大きさの海鳥で、カナダで越冬(えっとう)し、 初夏にグリーンランド北部にやってきて、海岸の崖に営巣(えいそう)する。 何万もの、空いっぱいに舞うアッパリアホを網ですくい取るのが、最北の村の初夏の風物詩だ。
キビヤックとは、アッパリアホを丸ごとアザラシの皮の中に詰め、数ヶ月発酵させたもので、 これは世界でここでしか見られない食文化
アッパリアホの皮をむきだした。身体の毛と皮を一緒に取り、最後に頭をポキンと折って、 白いお皿の上にちょこんと置いた。
↑この記事、2004年の記事だが面白かった。
先住民の男性には「女子供たちのために食料獲って帰宅する、危険なクマとかから家族を守る」という使命感みたいなものがあって、女の子から比べると祖父や父から伝統を受け継ぐみたいな風潮を感じるけど、やはり男の子と女の子で立場が違うし、「伝統」に対する感覚が違うと思う。それは、イオマンテで自分の育てた子熊が殺されるのを目の前に泣き崩れるアイヌの女性が描かれた浮世絵を見てから、考えるようになった。
私も子供たちのひとりのように思い、子供たちも、とてもかわいがっていたので、クマ送りで送った時は悲しくて悲しくて泣いてばかり。肉も食べる気になれませんでした。この子グマのことは、いまも忘れられません。
http://m-ac.jp/ainu/_culture/animism/iomante/cub/index_j.phtml
これがこぐまを苦労して可愛がって育てた人の率直な意見というものであろう。
(ワタシは、クマになんとなく風体が似ている黒いネコを飼ってから、クマや、黒い牛(スペインとかの闘牛)や、黒い豚についても徐々に考えるようになったのだ。あのトンデモ野郎(※飼ってたその黒猫)に感謝している。)↓
先住民と動物愛護の問題ついて考える時ほど地球について、考えさせられることはないと感じる。暗い話してすみません。イスラエルのパレスチナ人大虐殺、トランプとハリス、北米に友達たくさんいる道民の和人のワタシ、などなどと繋がってくる問題なもんで…。
明日以後、この記事を英訳します…