風力発電のぐるぐる回ってるブレードの中を通ってしまって、ぶつかる。翼を切断されたりする。これを風車と鳥との衝突事故(バードストライク)という。
風車は海の近くに立っているが、魚を狙う野鳥も同じ場所に集まる。
国内22カ所の風力発電施設で2000年からの10年間、合計102件のバードストライクが確認されている。死骸をキツネが持ち去るなどするため、実際のバードストライク発生数はさらに多いといわれている。
上述102件のうち猛禽類が半数を占め、そのうちのおよそ1/3をオジロワシやオオワシなどの絶滅危惧種が占めている。
風力発電は、2050年までに現在のおよそ30倍に増えるという見込みもある。
「後ろの風車で実に3羽ものオジロワシが風車のブレードに当たって即死しています」「これまで北海道全体で、絶滅危惧種のオジロワシだけでも、53羽が命を落としています。」(根室市の獣医師サイトウケイスケさん)
「再生可能エネルギーに期待」北海道知事と札幌市長が経済産業相と面会 GX政策に支援要望https://t.co/gUmaxpjmS2
— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) 2024年7月25日
風車が縦に自転するマグナス式風車を実験中。